手術に至るまで


手術内容の他に、私の眼がどんな状態だったかを。

昨年2011年の7月11日のことです。視界に何とも言えない違和感が出始めました。もともと近眼なのでめがねで矯正していますが、左目だけ視力が弱くなったような感じです。会社での私の席がエアコンからの風が直接あたる場所なもんで、それで目が乾燥して一時的におかしいのかな、ぐらいに思ってました。仕方なく7月23日に家の近くのショッピングモールにある眼科にいって調べてもらうと「眼底出血」とのこと。
こういった症状の患者さんは糖尿病か高血圧が原因の方が多いけどラカムナさんは?と聞かれたのですが、たしかに血圧が高く健康診断でも治療するよういわれてました。手術をしてしまうのが近道なんだけど、、、とのこと。カルナクリンという薬を飲むように言われ、とりあえず糖尿病だとすぐにでも食事制限が必要だし内科で検査したほうが良いとのことで紹介状を書いてくれました。
内科で検査すると糖尿病ではないけど、案の定血圧高すぎってことで、ノルバスクという薬を処方されました。

再度眼科へ行くと、詳しくみてもらったほうが良いでしょうってことになり、大学病院への紹介状をもらいました。
この紹介状をもって、今回入院した大学病院へ。
治療方法としてはやはり手術するのが早いけど、2、3週間入院する必要があるそうです。そんな長期で休むのは、と渋った私をみて、まずは様子をみて、場合によってはレーザー照射することになりました。
定期的に大学病院に通院し、9月にレーザー治療をやったり薬を飲み続けたのですが良くも悪くもなりません。内科にも通院して血圧の薬は飲んでいました。
異変がおきたのは10月31日です。
朝起きたら左目からは光を感じることはできますが、濃い霧の中にいるような真っ白にしか見えない状態です。しゃれにならんと思い、翌日病院へ行きました。硝子体というところで出血したそうです。
血は少しずつ吸収され、視界もうっすらとクリアになっていきましたが、2週間後の11月13日、そして年明後のⅠ月29日の計3回、硝子体で出血しました。2月に入ってからの診察で眼圧がかなり高く、O先生から本気で手術を勧められました。手術を延ばせば予後が悪い、と。

結局2月10日の診察時に先生と話し合い、手術する事にしました。