「山に登る」ということ

どうも、主任のクサマです。
ここにきてやっと夏本番といった感じの天候ですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?ラカムナさんのコメントにもありますように日光白根山(標高2578m)に行ってきました。レポートは後ほどするとして、今回は山に登ることについて個人的感想を書き綴らせていただきます。

私は登山家ではない。(ましてやアルピニストでもない。)

「登山家」について、はてなによると「高山に登ることを仕事と(もしくは仕事以上に熱中)する人のこと。」とあります。私は、仕事以外で熱中する、いわゆる趣味としているかと言うとそこまで考えたことはありませんでした。そもそも筑波山や大山に登ることが登山と言えるのか?あれはハイキングです。それも含めて確かに今は一時的に熱を上げている感じではありますけどね(笑)

山に入れば上に向かうだけ

今回、初めて2000mを超える山のてっぺんにたどり着いたのですが、とても不思議な気持ちになりました。スタート時にてっぺんを見上げると「今からあそこに行くの?ウソでしょ?」と思いましたが、一旦山に入ってしまえば、目の前には坂、階段、岩、倒木、木の根っこが見えるだけで基本的には黙々と登り続けるだけ。苦しいのを我慢して手足を動かし続ければちゃんと頂上に着くことができます。そこでは頂上についたという達成感と自分ってスゴイという満足感に満たされました。ここで得た教訓は、一見成果が上がっていないように思えても実は着実に進んでいる、ということです。しかし、ただ闇雲に進むだけでは登っていたつもりが実は下っていた、なんて事態に陥ってしまいます。頼りになるのは登山道とてっぺんの存在(もちろんやる気も必要)。仕事や人生で例えれば、目標(目的)と計画、それと初動だなと思いました。目の前のことしか片付けられない。目標ありきであればそれでいいのです。

登山道を作るのは難しい

てっぺんを知らない人が登山道を切り拓くのは難しいし、無茶な行為です。しかし、てっぺんが見えればおのずとルートは限定されます。あまりに当たり前ですが、大切なのは目標(目的)を見つけること、見定めること。高い山の方が眺望がいいのは間違いありませんが、その分苦しい過程を伴うでしょう。自分の体力に見合うてっぺん探しも重要ですし、反対にチャレンジすることも必要です。自分の体力がどのくらいなのか、まずは登ってみないとわかりませんのでとりあえずの人には筑波山をオススメします!

登山は自己啓発活動?

私の中で登山(と言ってもハイキングですが)とは自己啓発行動の一種です。今のところ。登山が趣味である、と胸を張って言える日が来ればそれに越したことはありませんが、この神聖な気持ちは忘れずにいたいものですね。。