働いて頂いていますか?

なんかとても気になる小説が出るみたいです。


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2007年5月25日(金)発売ですって。「池袋ウエストゲートパーク」のマコトとの共演っていうのが気になります。


ところで、次の台詞を見てどうお感じになったでしょうか?



今週号の週刊少年マガジンのある漫画のひとコマですが、前後のあらすじは無視してこれをパッと見た時、ドキッとしましたか?それとも今どき何言ってんだこの人って思いましたか?


「オレはオメーに働いて頂いてるんじゃねー。使ってやってるんだ!」


一昔前のオフィスにおける上司と部下のありがちなやりとりっぽくてなんて時代錯誤なと思いましたが、不覚にも私は心を揺さぶられてしまいました。近年では『成果主義』がかなり浸透しており、最近の大企業ではフリーアドレス制度なんていうのもありますよね。個人の能力を重視して、営業個人あるいは一つの部署がその会社のイチ代理店として機能するようなスタイル(ディビジョンカンパニー制)などなど。


そんなバリバリに働いている人にもしこの台詞を浴びせたとしたらそれはパワハラ以外の何ものでもありませんが、よーく考えると結局本質を突いているのかなぁと妙に納得してしまいました。しょせん雇用者と被雇用者の関係ですからね。会社のために働いて賃金をもらう。でも、いませんか?身の回りに「会社はあなたに働いて頂いているわけじゃないんですよ」って言いたい人が。最近世の中ドライだから実際にそんなこと言われたらどんどん人が辞めていくんだろうなぁ。
少なくとも当社にそのような輩は見当たりません。今年の当社のテーマは『反撃!』です。やられっぱなしだった去年の教訓を生かし、今年度は反撃に打って出ようとみな燃えております。

  1. 会社のために働いて対価を得る
  2. 自分のために働いて対価を得る
  3. 会社のために働いてもらって対価を得る
  4. 自分のために働いてもらって対価を得る

最終的には4番で。


さて、それではなぜ自分がドキッとさせられたか?それは、会社にいつかそう思われるようになったら(あるいは今思われていたら)気分悪いなぁと思ったから。いや、決して私は腰掛気分でなんて仕事してないですよ。これを見てもっとがんばろうと思ったのです。「会社はあなたが必要です。どうしても働いて頂きたいのです。」ってね。