最近、こればっか。


先週末、またまたみぃちゃんが遊びに来ました。アンジーとの初コンタクト。最初は明らかに怖がっていたけど、だんだん慣れてきたようで、アンジーの耳や毛を引っ張ったりしてご機嫌のようでした。アンジーも赤ちゃんのやることだからと意に介さない様子でかなりエライ!やっぱりママになると落ち着くもんだな、と思ったひとコマでした。

JAIMA 環境規制関連セミナー

今日は御茶ノ水中央大学駿河台記念館で行われた環境規制関連セミナーに参加してきました。具体的にはRoHS指令についてです。ところでRoHSをなんと読みますか?今まで「ローズ」と読んでいましたが、今日の司会者は「ロース」、講師の方は「ロス」と言っており、(今まで間違って読んでたよ〜)とショックを受けたのですが、ウィキペディアによると日本では「ローズ」と読むのが最も多いらしいですね。あー良かった。


RoHS指令のおさらい
EUにおいて、2006年7月1日に施行され、ほとんどの電気電子製品で指定された有害6物質(鉛、水銀、カドミウム6価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル))の使用が禁止になりました。


今まで知らなかったのですが、医療機器(WEEEカテゴリー8)と計測機器(同カテゴリー9)は、2012年までRoHS指令除外項目だったのですね。慌ててRoHS対応しなくてもいいんだと思いましたが、すでに多くの企業がさかんにRoHS対応を進めており、従来の部品が入りにくくなる可能性がある。そうなると嫌でも対応せざるを得ないということのようです。


もっとも当社ははじめからそのつもりで準備を進めていましたが、今日知った耳より情報は、

  1. 計測機器など(カテゴリー8&9)は2012年から
  2. センサー、ディテクター、電極に使われる鉛、水銀、カドミウムRoHS指令除外品
  3. 2012年以前に投入されたカテゴリー8&9製品のスペアパーツ(保守部品)についてはRoHS指令除外品

です。2と3は大いに気になりますね。水銀の電極はいいんだ、白金線のつまみを鉛はんだで付けてもOKじゃん、pH測る用の電極はずっと売れるな、などなど。また、計測機器の解釈の仕方として、分析装置そのものだけでなく、例えばスターラーとか超音波洗浄器とか、それ自体は分析装置でなくても分析に関わる機器(器具)も含まれること。いずれにしてもできるところは対応させておけば、それに越したことはないでしょう。


注意して欲しいのは、ここで言うディテクターとは、検出器全体を指すのではなく、最小単位のセンサーとなる部品のこと。分光器の場合だとCCDということでしょうか。医療機器や計測機器のセンサー部はまさに心臓であり、RoHS対応させるために代替部品を使ったことで精密機器の信頼性を損なうようでは本末転倒である、ということなのだろうと思います。実際、鉛はんだの方が確実とも言っていましたし。


最後にもう一つ。すでにCEマーク取得済みの製品をRoHS対応品にした場合、新たにCEマークの取得が必要になるそうです。当社はどちらもこれからだから手間が省けましたね。