F1 2007 日本グランプリ

先週、富士スピードウェイで30年ぶりに開催されたF1日本グランプリに行って来ました!ゲットした席はいまや話題のC席仮設スタンド。とても楽しみにしていたのに報道の通り全く見えず、また降りしきる雨のせいでとてもF1を楽しむ気持ちにはなれませんでした。参戦したのは私のほか、ラカムナさん、マエさん、Hagaさん。



私は土曜日の予選から見に行きましたが、ひどい霧で楽しみにしていた初っ端のフリー走行が中止になってしまいました。



なんとか予選スタート。C席仮設スタンドの上段だったのですが、第1コーナーに侵入するF1マシンが全く見えませんでした。ピットレーンから出てくるマシンしか見えません。これはほんとにひどかったです。無駄に踊り場が広くて傾斜が緩いんです。これなら向かいのD席の方がよっぽどましです。



予選後に行われたポルシェのレースで、常設スタンドまで降りてみましたが、その差は歴然。明らかに傾斜が違うし、コースの端まで見ることができました。



横から見るとC席仮設スタンドと常設スタンドの傾斜の違いがはっきりわかりますね。これじゃあ、上の席の人は常設席の影になってしまってコース上のマシンは見えません。


しかし、富士スピードウェイ側の迅速な判断で、C席仮設スタンドのチケットを購入した人は50,000円の返金を受けられることになりました。多少腹の虫は収まったものの、それでも後味は悪いです。さらに悪いことはシャトルバスの渋滞と、バス乗り場の混雑。明らかに整理するスタッフの数が足りない。バス乗り場の表記は日本語のみで、外国のお客さんになんて不親切なんだろうと思いました。仮にも世界的なイベントなんですから、もう少し配慮が必要だったと思います。実際、えらい剣幕で怒っている外国人がいたしね。



生のバトンとバリチェロが予選終了後にホンダブースに現れたのには感激した!


一昨年、鈴鹿に行った時は、いかにも世界的な一大イベントらしく雰囲気は最高で、F1マシンが目の前を通り過ぎるたびに大変感動したことを覚えています。今年は雨が降っていたのもありますし、帰りのことばかり気になってしまってあの時の興奮は皆無でした。中でも興ざめだったのは浜田大明神なるもの。あんなの置いておくなんて恥ずかしくないのかな?イベントブースで唯一収穫があったのは福井の焼鯖寿司がかなりうまかった、ということです。


テレビではわからなかったけど、F1マシンは前から向かってくる音と後ろから聞こえる音が違うんだなあと感じた。前から向かって来て通過するまでが、テレビでよく聞く甲高い音だ。C席は、バリバリとうるさい減速時の音と、第1コーナーをクリアして加速していく後ろからの音が主に聞こえるので、あの甲高い音は聞けずじまいでした。
結論
もし、来年かなりの改善が見込めるのなら、違う席で見てみたい。せっかく近くで開催してるんだしね。