カコロン

先週末、カコロンという蚊の嫌がる香りが出るという草(ハーブ)を買いました。プラスチックのポッド付きで1,050円。なぜこんなのを買ったかといいますと、押上駅の入り口にある売店のおばちゃんにプレゼントするためです。


(先週の水曜日のこと)
クサ:なんか蚊取り線香の匂いがしますね。
売店:そうなのよ!蚊が私の後を追っかけてくるのよ!(刺された跡を指す)
売店:近くに川があるでしょ。店の裏も用水路みたいなのあるし。
売店:だから、たーくさん蚊が飛んでくるのよ。ここは外みたいなもんだ。
クサ:腕に巻いて使える虫除けみたいなの使ったらどうですか?
売店:試したけど、ぜーんぜんだーめ。風が入ってくるから全然きかないわね。
売店:だから昔ながらのこれ(蚊取り線香)が一番強力でいいのよ。
クサ:そうかー、それは困りましたねー。今度何かいいの見つけてきますよ。
売店:あら、そう?ありがとねー。
クサ:それじゃあ、これ(週刊少年マガジン)くださいー。


と、まあ毎週ここでこういったものを買っているのですが、いつも私のために最後の一冊を取っておいてくれるんですよ、ここのおばちゃんは。平積みされてるのがあっても奥から新しいの出してくれるし。すごく気さくなおばちゃんで、たまに世間話もしています(先日の郵便局強盗の話などもここ)。でも、今回あまりの惨状に何とかしてあげたいという気持ちが働き、何かいいのがないか探していたのです。
で、見つけたのがカコロンとかカレンソウとか蚊の嫌がる匂いを出すというハーブ。そのわりに甘くいい香りがして、花も咲くようなので、狭い場所で長時間の仕事をしているおばちゃんの癒し(?)にもなればと思いこれに決めました。


このカコロンは放っておいたら木化するほど、結構大きくなるみたいなのですが、逆に大きく(あるいはたくさん)ないと効果がないようです。しかし、挿し木することで簡単に増えるとのことで、2〜3鉢作って置くのがいいとお店の人からアドバイスをもらいました。


昨日、満員電車に揺られながらもやっとの思いで押上まで持ってきたら、いつもは午後いるはずのおばちゃんが朝からお店に出ていて、すぐさまカコロンをプレゼントしました。最初は目を丸くして驚いていましたが、「ありがとねー。」といつもの言葉。お礼にリポビタンD大正製薬)をもらってしまいました。とりあえず効果があるといいのですが。。。
もし、押上駅入り口の売店でカコロンを見かけたら、ガサガサ揺すって香りを出してあげてください。今週から午前担当だった人が休んでいて、しばらくの間、営業時間が午前8時から午後2時までになるそうです。ご注意ください。