忌まわしきキーボード選び

今週に入って購入したキーボードは全部で4つ。いったい何でこんなことになってしまったのでしょうか、、、?


先日、待望の2台目のパソコンが到着しました。今まで使っていたPCは通常業務用、今回入ったPCは画像や映像処理専門マシンです。1つの液晶ディスプレイで2台を同時に使用するために、USB接続の切替器を使うことにしました。そこで必要になるのがUSBのキーボードです。


1台目
FILCO Excellio Black 「エクセリオ ブラック」かな印刷有り


どうせキーボードを買うならノートPCライクで静かなパンタグラフ式と決めていました。クレバリー2号店で選ぶこと数十分。値段は高かったが妥協せずに選んだのがこれです。ずっしりと重い本体は安心感を与えてくれます。パンタグラフ特有のストロークの浅さ、軽めのキー、そして静かな音はなかなか爽快でした。なのに半日も使っていたら異様に肩がこってしまいました。今まで使っていた普通のキーボードの約半分のストロークで済んでしまうので、力があり余ってしまうのでしょうか?これは慣れの問題でしょう。大変上質ですばらしいキーボードです。
ところが、このせっかくのキーボードがUSB切替器を通すとPCに認識されません。メーカーに問い合わせたところ、オーディオ配線が並列になっているため、通信に干渉するのかもしれない、とのこと。泣く泣くボツとなってしまいました。しょげる私を見かねてラカムナさんが買い取っていただいたのは大変ありがたかったです。


2台目
UAC UACC-6868/B


ツクモパソコン本店で購入しました。パンタで少し不安を覚えた私は、通常のメンブレンで静かなものを探すことに方針を切り替えました。店に入ってほどなくして、『人気に応えて再入荷!』というPOPが目に飛び込んできて、わりと早めに決めてしまいました。いつになく軽率な判断が良くなかったのか、オーディオ端子など付いていないにも関わらず、切替器に認識されずあえなくボツ。肝心の使い心地はと言うと、音は案外うるさくキーは重め。そして何より本体がでかい。しかし、評価する以前に、一部文字入力ができない不良品だったため即時返品を決心しました。もう同じものに交換したくはありませんでした。
お店に持ち込み、初期不良と認定されましたが、返品は受け付けないとのこと。基本は同機種同士の交換だが、違う機種に交換するならUAC UACC-6868/Bより高いものじゃないとダメという融通の悪さ。貴重な業務時間を不良品をつかまされたイライラで割かれ、交通費を出してわざわざ交換しに来ているのにそりゃないよと内心思いつつも、UAC UACC-6868/Bと同じ金額になるように2台のキーボードを選ぶことを了承してもらいました。


3台目
Solidyear ACK-230BK


これは音の静かなキーボードとしてネットで紹介されていましたが、PS2接続なので当初は選択肢に入っていませんでした。しかし、PS2の切替器でマウスを2個使用するよう妥協することで、あっけなくこの問題が解決されてしまいました。しかも、リモート接続すればホスト側のPCで2台目もコントロールすることができ、その際、USBマウスも普通に使えることが判明。これならキーボード選ぶ必要なかった、と思いましたが、このキーボードは噂に違わぬモノであることは認めざるを得ませんでした。たしかに音は静かです。ネットのインプレでもあるように「シュタタタタタ」って感じ。ちょっとフニャフニャ過ぎるか?フルサイズキーボードでありながら非常にコンパクトなのがいいですね。これで私がいつ文字入力をしているか、周囲の人には気付かれないでしょう。


4台目
Logicool Classic Keyboard 200 iK-21BK


ACK-230BKの抱き合わせで、念のためUSBキーボードもと思い購入したものだが、これもなかなか良い。音はACK-230BKよりもややカチャカチャする感じだが、静かな部類に入ると思う。そして適度なクリック感があって文字入力を爽快にできる。ストロークも深すぎず浅すぎずちょうどいい。何より安いのがいい。オススメです。


、、、とこんな感じで4個も購入する羽目になってしまいました。だけど明日からようやく仕事に集中できそうです。今回得た教訓は、『キーボードは安いものを買え』です。もし不良品や自分の用途に合わないものがあり、かつ、機種変換を認めてもらえる場合、上位の機種からしか選べないからです(返金不可のため)。結局、一番なじむのは最も安かったLogicoolのClassic Keyboard 200だったように思います。


それにしても、今日のアメトークジョジョの奇妙な芸人は面白かったなあ。