ドラマのはなし11


週末に、わたしたちの教科書の最終回を見たのですが、これはなかなか良いドラマでした。途中から見始めたんですが最初から観ておけばよかったなぁと思います。
いじめに走る子供の視点、いじめられる子供の視点、学校とそれぞれの教師達の視点、その家族の視点、色々な角度から描かれていてそれが複雑に絡み合い、また、描かれているのが中学生であることで、子供特有の残酷さ、危うさや脆さが滲み出ていて、考えさせられることが沢山ありました。
ドラマの後半は、いじめられる子供(志田未来ちゃん)の義理の母である弁護士(菅野美穂さん)が、教室の窓から転落死した娘は自殺か事故死か?を確かめるべく、学校を訴え、裁判で戦いながら真実を探っていく、という展開だったので、俯瞰で全体像を見渡せたり第三者的な視線で考える事が出来たのも、良かったのかなと思いました。
今クールでも主人公が壮絶ないじめに立ち向かうライフというドラマがありますが、こちらは高校生。同じ「いじめ」がテーマでも、舞台が中学校と高校であることで全く違うものになりそうですね(ライフ、ドラマは観てませんが)。
そうそう、最終回でエンドロールを初めてじっくり見て、わたしたちの教科書水嶋ヒロ君が出ていたのを知ったのですけれど、いったいどの役?と思ったら、八幡先生だったんですね。花ざかりの君たちへの役柄とだいぶ違うので、全然気付かなかったです(笑)。ということで試しに並べてみました。髪型の印象って大切なのね・・・