ホームリンク


フィギュアスケート選手村主章枝ちゃんが、練習拠点をロシアへ移すみたいです。
http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2007080114023606.html
今シーズンの振付けをされているアレクサンドル・ズーリン氏の下で練習を積むようですが、ズーリン氏がコーチということになるのかはいまいち明確ではなく、良く分からないのですが・・・(章枝ちゃんのオフィシャルHPがリニューアルされました!で、そこのプロフィールを見ると、ホームリンク欄もコーチ欄も空白・・・)
章枝ちゃんは長年、ローリー・ニコルさんの振付けで競技会を戦ってきたのですが、昨シーズン、ズーリン氏に振付けを依頼(FS)したことで新たな発見があったのかもしれませんね。今シーズンは、SP・FSに加えエキシビションナンバーもズーリン氏の振付けのようです。
章枝ちゃんはローリー・ニコルとも佐藤コーチとも長いことタッグを組んできたわけですから、これはとても思い切った決断だったのではないかな・・・と思います。しかし、若さという何にも代え難い可能性を秘めた選手達が次々に頭角をあらわしてきている女子シングルの世界で、ベテランと呼ばれながら彼女たちと戦っていく上での様々な葛藤と決意とが、そうさせたのでしょう。
今シーズン、ズーリン氏の下で更に磨きをかけた新たな村主章枝を見られることを期待しています。
しかし、これで世界ランキング上位の日本人選手でホームリンクが日本なのは中野選手くらいになってしまったのでしょうか。浅田姉妹も先日、トレーニングの為渡米しましたよね。国内で好環境でトレーニングできるところが少ないというのはちょっと寂しい気もします(その辺の事情はあまり詳しくはないですが・・・)。最近のフィギュアブームに相反して閉鎖に追い込まれたスケートリンクがあるという反面、トリノ以降顕著に、アイスショーが次々に開催されています。ショーにはプロスケーターだけでなく現役選手たちも勿論呼ばれている訳ですが、オフシーズンとはいえ選手たちはやるべき事が山積みのはず。観に行く私たちも主催側も色々と考えなければならない事がありそうですよね・・・。
その証拠に?、フィギュアスケート連盟からはこのような声明も出ています。

後援事業見直しについて
更新日: 2007/07/28
(財)日本スケート連盟は、主に、フィギュア選手の強化の一環として、選手のイベントへの出演を許可し、合わせて後援をして参りましたが、昨今の後援事業の過密状態は本来の選手活動に影響を与えるところまできていると判断しております。
 ついては、今後、後援事業を制限せざるを得ないと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

http://www.skatingjapan.or.jp/

ファンとしては勿論アイスショーで選手たちに会える機会が増えるのも喜ばしいことなので、そこらへん上手いことバランスをとりつつ運営して行ってもらえたならとても嬉しいよなーと思う次第です。