キッチンをリフォームするって

今度、家のお風呂、トイレ、キッチンと水回りを全てリフォームする予定です。当初は無関心だったのですが、最近は休みとなると両親に付き添って展示場めぐりをしています。先週は、ひたち野うしくにある日テレの住宅総合展示場にあるガスパを見てきました。お目当てはピピっとコンロ。


中に入るとインストラクターの人たちがピピっとコンロで実演中。アットホームな雰囲気の中、いろいろ説明を聞いていくうちに驚きの(?)事実を知りました。
まず一つ。ピピっとコンロとは元はリンナイ製のガスコンロで、ピピっとコンロというのは東京ガスのブランド名だということ。二つ目は、我が家はもしガスコンロにするならプロパンガス(LPG)を入れる予定なので、東京ガス(都市ガス)とはまた別であるということ。東京ガスはガス契約を1件でも多く結ぶのが仕事であって、コンロや床暖房などは導入を勧めるためのツール(手引き)のようなものに過ぎないようだ。
だから、正直、都市ガスの入らない客は客にならないはずだが、担当してくれた営業の人は大変親切に対応してくれました。



親が迷っていたIHとガスコンロですが、実演して比較してくれました(私は当初からガス派)。写真の中で左側がIH、右側がガスコンロで、それぞれお湯を沸騰させたところです。換気扇を回しているにも関わらず、圧倒的にIHの方が湯気が出ているのがわかると思います。ガスの方は炎によって暖められた空気が対流によってレンジフードまで到達しますが、IHの方はこのような空気の流れは起きず、湯気となって室内に拡散します。実際、レンジフードや壁などに結露してしまいました。つまり、匂いを換気扇で捕集しにくいということです。もちろん結露もカビなどの原因になってしまいます(冬場は加湿器いらずでいいかもしれませんが)。
それとIHは最低でも30Aを必要とする、3口同時に使用できない、グリルがとても時間がかかる、専用鍋は重くて高価、オールメタル対応もあるが熱効率が極端に悪くなるため使い物にならない、などなど。
以上のような説明でしたが、相手はガス屋なので話半分で聞かないといけませんが、それでもうちの環境を考えるとやっぱりガスの方がいいなと、両親も納得したようです。最後に、実演で作ってくれたコロッケや炊き込みご飯などおいしくいただきました。


それにしても最新のものは、ガスコンロなのにいろいろ機能が付いていてすごいものだなと感心しました。興味を持って行けば、展示場めぐりもなかなか楽しいものです。