終焉

遂に、ラグビーW杯2007も南アフリカの優勝で幕を閉じました。
勝戦は、南アフリカvsイングランドイングランドの決勝進出は、誰もが(おそらくイングランド人でさえ)予想しなかった・・・。予選プールでも同じ対戦が有ったが、そのときは36-0で完封されている。その後、現役ながら既に伝説の選手になりつつある司令塔SOウィルキンソンがケガから復帰し、勝ち進んできた。その戦術は、強いFWで相手の攻撃を凌ぎ、キックで陣地を稼ぎ、ウィルキンソンのPG、DGで3点を重ねていく。という、非常に地味なもので、批判も多い。
案の定、決勝戦も地味な試合展開に・・・というのも、南アフリカがリスクを犯してアタックせずに、イングランドに合わせて戦ったためで、試合後に解説者が「前回大会に比べ、感動にかける決勝戦」と言ったのが印象的だった。個人的には、それほど退屈には感じなかった。むしろ、相手に合わせても確実に勝つ南アフリカの強さが際立つ試合だった。
個人的には、南半球びいきなので、NZ、豪州が残って、南アと三つ巴の戦いをしてくれてたら・・・実際そうなるはずだったんだけどなぁ。
W杯開幕戦が行われた10/7は、フランス旅行の初日でもあり、「まだ、1月半かぁ・・・すごく昔に感じるなぁ」って感じ。長い間、楽しませてくれたW杯が終わって、すっごく寂しい・・・。
ついでにF1と(個人的に)野球もと、次々に終焉を迎え、非常に切ない心持ちなのでした・・・。
こんなに一気に終わらなくても良いのに!!

〜フランス旅行記 その3〜
旅の中で、一日に2箇所の世界遺産
   『Avignon 歴史地区』
   『Arlesのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群』
を回った日が有りました。
まずは、「アヴィニョンの橋で、踊るよ、踊るよ〜♪」で有名なサン・ベネゼ橋と14世紀に教皇庁が置かれていたというAvignonです。教皇庁が昔フランスに有ったなんて、信じられな〜い!(ヒルマン監督風)
ヨーロッパを旅して、いつも感じるのは、「ヨーロッパの歴史はキリスト教の歴史」ということ。ヨーロッパの文化、芸術、風土はキリスト教と共に発展してきたんだな。何処へ行っても、必ずキリスト教の聖堂や教会は一番の観光スポットですからね。その当時の建築技術や芸術の“極”を見ることができるということです。
でも、フランスの建築物、教会は古いなぁ。ウィーンやプラハと比べても歴史の古さを感じました。宗教改革で、ほとんどのキリストの顔が壊され、内装も壊されてたからねぇ。古さを感じると同時に、かなり残念な気持ちでした。
でも今日の取っておきの写真はこれ。

アルルといえば、ゴッホですよね。跳ね橋は本当に感動です。他にも、絵のモチーフになったカフェテラスや病院の中庭、(時期が遅かったため 枯れ果てた)ヒマワリ畑も見てきました。ゴッホの描いた絵が、自分の目の前に有るのが夢のようでした。